当院では産婦人科・不妊科手術をはじめ、多岐にわたって対応可能です。

腹腔鏡下手術

腹壁の数か所に小さい穴を開け、そこから操作器具を挿入して腹腔内の手術を行います。
開腹手術に比べ、患者さんにとって術痕が小さく痛みも少ないので回復が早いのが大きなメリットです。

TCR(子宮鏡下手術)(trans cervical resection)

当院では、不妊原因の可能性がある子宮内占拠病変、特に子宮内膜ポリープについての切除術を、より短時間で確実な病変除去のため、2020年11月から最新式のシェーバー型硬性子宮鏡を採用して行っています。

術前検査

外来で子宮鏡検査を行い、子宮頚管の径や屈曲状態、子宮内病変の大きさや位置、個数を確認します。

手術当日~

手術当日に入院していただき、静脈麻酔にて手術室で行います。切除組織は回収し、病理検査に提出します。
術後はバイタル、疼痛の状態などを確認し問題なければ翌日に退院となります。

TCR(子宮鏡下手術)

*TCRは1泊の入院で、おなかにも傷が残らない患者満足度の高い手術です。
詳細は当院スタッフまでお問合せ下さい。

卵管鏡下卵管形成手術 (FTカテーテル)

卵管の通過性を回復されるのにカテーテルを膣から子宮へと挿入し、卵管に近づけ風船(バルーン)を膨らませ卵管の中へ進めて詰まっているところを広げます。
費用は保険適応なので高額療養制度が使えます。全身麻酔(静脈麻酔)で行うので日帰り治療もしくは翌日退院となります。

男性不妊手術

精液検査にて無精子症と診断された場合や極めて少ない重度の乏精子の場合に、精巣(睾丸)で精子が作られているか調べる検査です。陰嚢に1~2cm程度の切開をし、精巣上体から精子を回収するMESA(精巣上体精子回収法)やTESE(顕微鏡下精巣精子採取法)を行います。精子や後期精子細胞が見つかれば凍結保存をし顕微授精を行うことができます。

開腹手術

腹部を切開し、肉眼で確認しながら行う手術です。腹腔鏡下手術に比べ手術時間も短く、費用も安価です。

膣式手術

婦人科特有の手術です。膣部からの手術となる為、腹部にまったく傷を残さず術後の痛みも少ない低侵襲の手術です。